伝統医学アーユルヴェーダや自然治癒を高める健康法まで

デーツ(ナツメヤシ)の効能  甘いのにダイエットにも

デーツ

デーツ(ナツメヤシ)は中近東や北アフリカでよく採れる非常に栄養価の高い食物です。

日本人にはあまり馴染みがないデーツですが、干し柿みたいな触感で、甘味が強くてとてもおいしいです。

甘さが濃いので少量でも満足感があり、ダイエットやあるいは軽い断食の栄養補給にも良いと思います。

とはいえ、私は初めて食べた時にはそのおいしさに手が止りませんでしたが(^.^)

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目次:
  • 豊富な栄養
  • アーユルヴェーダ医師もお勧め
  • デーツシロップ
  • こんな食べ方も


  • 豊富な栄養


    まず、栄養の観点からデーツの効能をご紹介します。

    含まれるビタミンとミネラルは
    マグネシウム
    鉄分
    亜鉛
    リン
    カリウム
    カルシウム
    ビタミンK
    ビタミンB1、B2、B3(ナイアシン)


    鉄分は牛乳の約5倍ありますので貧血の予防に良いとされます。


    フリーラジカル(活性酸素)を除去するカロチンやポリフェノールを含んでいるので抗酸化作用が期待できます。


    亜鉛はアルコールの分解を促進し、免疫力を活性化させ、また、精子を増やします。


    腸内の善玉菌を増やし、食物繊維やマグネシウムもあり便通を促してくれますので、ダイエット食材として注目されています。


    カロリー的には特に低いということはありませんが、1粒約4gでは11カロリーほどです。 仮に10粒食べたしても110カロリーです。





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    アーユルヴェーダ医師もお勧め


    インドの古典医学アーユルヴェーダでは、食物を消化すると最終的に「オ―ジャス」と呼ばれる生命エネルギーが産出されると言いますが、デーツはこのオ―ジャスをたくさん与えてくれるとても優れた食物です。


    オ―ジャスはまた、若さを与え、皮膚には光沢を与えます。 そのため、オ―ジャスがたくさんある人は輝いて見えるのです。


    逆にオ―ジャスが少ないと顔色が悪く、見た目にも元気がないのはわかります。


    デーツはまた肺病、気管支炎、咳などの胸に関することに良く、また焼けるような感覚、胃炎などにも良いとされています。


    脳の神経に滋養を与え、心を穏やかにしますので、うつ病の人にも良い食品です。


    一晩、水に浸したデーツをミキサーでかくはんしたものを飲むのは心臓の弱い方にとってとても良いものです。


    腹部のがんを予防するのにも効果的です。


    以上のように生薬としての価値をもつデーツを食することをアーユルヴェーダの医師はこぞって勧めています。


    可能ならば、1日に2~3粒づつ食べ続ければ健康維持にたいへん良いでしょう。


    デーツは世界最古の神話ギルガメッシュにもたびたび出てきて、旧約聖書に出てくる「生命の樹」はデーツではないかと言われています。


    コーランには神が与えた果実とも記載されています。


    アラブではドライフルーツとしてレーズンとともに愛されています。 保存食としても優れ、砂漠の旅人には必需品です。


    イラクでは戦争時に海外の物資が途絶えましたが、国民はこの栄養価の高い食物で乗り切ったそうです。



    デーツシロップ


    デーツは8000年前には既に栽培されていたようですが、現在では、デーツのシロップやペーストなどの加工食品も出てきています。(通販で購入可能)


    パンに塗ったりするのには最適で、ジャム代わりになります。


    デーツは元々が甘味の強いフルーツで、デーツシロップでは砂糖の1.25倍もの甘さになります。


    そのため、シロップには健康に有害な白砂糖や添加物を加えずに作られたものが多いです。(とは言っても、購入時にはご確認ください)


    デーツシロップ100g当たりでは、果糖(単糖類)は36gとブトウ糖(単糖類)は38gでショ糖(二糖類)はゼロです。


    そのため血糖値の高い糖尿病の人が食べても問題ありません。
    (ちなみにメープルシロップはショ糖が66%あるので、血糖値を上げます)


    また、ダイエット中の甘味料としても使えるでしょう。



    こんな食べ方も


    デーツは乳製品との相性がよく、ミルクとともにミキサーにかけると甘い飲み物の出来上がりです。







    ミルクが嫌な人は豆乳でもいいと思います。


    これにシナモンやクローブ、カルダモンなどの香りの良いスパイスを混ぜたらグッと味が引き立ちますよ。




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