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びわの葉でなぜ癌や難病が治るのか①  その秘密の効能とは

びわ

びわの葉は平安時代から民間療法で使われてきました。

薬が無い時代だからそんなものを使っていたのでは
と現代人は思いがちです。

しかし、西洋医学で治せずに見放された
末期癌やリウマチ、肝炎、喘息などの難病の人たちが
最後の砦として試したびわの葉温灸によって完治されています。

その効能のメカニズムを調べてみました。

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歴史的な評価


「涅槃経」というお経には「びわの葉、枝、茎、根には
大きな薬効があり、どんな病気も治す」と書かれています。


また、漢方薬では原料としても使われていますが、
中国の「本草綱目」という薬草の大書には
「びわ葉は胃腸の毒素を流し、呼吸の炎症を鎮める、
顔のおできを治す、足の痺れや痛みを取り除く」と
書かれています。


このように古典医学で重要視されてきたびわですが、
現代になって科学的にもその効能が解明され始めています。



血液の弱アルカリ化


まず、びわを使った動物実験をご紹介します。


大阪大学医学部の安田博士は血液が酸性に傾いたうさぎに対して
びわの葉のエキスを含んだ蒸気をうさぎの腹部に吹きつけるという
実験を行いました。


すると、なんとたった5分ですべてのうさぎの血液が
弱アルカリ化してしまいました。


酸性化した血液はすべての病気の元とも言われますので、
これを弱アルカリ化できるということは
びわの葉の優れた効果の一旦を示しているものと言えるでしょう。



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有効成分アミダクリン


アメリカ人の生化学者、エルネスト・T・クレブス博士は
びわに含まれるアミダクリン(ビタミンB17)という成分が
強い抗ガン作用があることを発見しました。



びわの葉には200ppmくらいのアミダクリンがあり、
種にはさらにその1000倍~2000倍も含まれています。


クレブス博士はアミダクリンを癌患者に大量に注射して
癌を治すという新しい治療法を作りました。


この治療法は癌を著しく改善させ、
アメリカでは一時はブームになりました。


しかし、後にクレブス博士の治療効果を検証した公的機関によると、
改善はみられても完治までには至らないと判断されました。


びわに含まれる有効成分だけを人工的に抽出する方法には
限界があったのかもしれません。


びわの葉にはアミダクリンの他にも解明されていない成分が
まだまだあります。


また、仮に化学的な成分分析が進んでも、それだけで果たして
びわの効能の全容が解明できるかと言えば定かではありません。


と言いますのは、体の部分しか見ない西洋医学で癌や慢性病が治せないように
びわの葉の効能を成分という観点からだけ見ようとこだわると、
もっと違うレベルの作用、例えば「気」などですが、そのようなものが持つ
本当の意味で病気の治癒へ貢献しているものを見過ごすことになるのかもしれません。


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日本ではびわの葉温灸療法の普及により癌や難病を完治させた人は
たくさんいらっしゃいますが、現在ではまだ、びわの治癒効果の
秘密は完全には解明できていないと言えるようです。

参考文献 「ビワの葉 自然療法」望月研著


びわの葉を使った温灸療法の動画



関連記事:びわの葉・種の家庭での使い方


これは治癒効果とは別の話になりますが、アミダクリンは
体内で分解される過程で安息香酸という成分を作ります。
これはモルヒネでも止められない癌の痛みを和らげる効果があります。




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