伝統医学アーユルヴェーダや自然治癒を高める健康法まで

緑内障の原因を知って予防する食事とツボ

緑内障は眼圧(眼球内の圧力)が上がって、
徐々に視野が狭くなっていく病気です。

一度、緑内障になりますと障害を起こした視神経を
元の状態に戻すことは難しいものですから、
進行を遅らせるか普段から予防することが大切になってきます。

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日本における失明の原因の第一位は緑内障です。
40歳以上になりますと20人に一人がかかる病気ですからちょっと恐い気もしますが、
不節制な食事や生活習慣を避けて実年齢以上の老化を防ぎ、
目の回りの血行が良ければ大丈夫です。



原因と予防の食事


東洋医学でもアーユルヴェーダでも肝(肝臓)と目は関連しており、
肝に負担がかかるとそれが目(緑内障)にもくると考えられています。

そのため、肝臓に特に良くないアルコールは避けるべきものです。
活性酸素を増やし老化を進めます。


活性酸素を減らすには抗酸化作用の強い食品を摂っていくことが大切です。

ほとんどの野菜には多少の抗酸化作用がありますので
肉を減らして野菜を増やすことは基本的なことですが、とても重要です。


栄養のバランスが摂れた食事をした上で、ブルーベリーやレーズンなどの
特に目に良い食品を摂るようにするとさらに効果的でしょう。


東洋医学では腎(腎臓や精力と関係)が弱まって目の中の水分の流れが悪くなると
眼圧が高くなると考えます。

そのため、水分の代謝を悪くするコーヒーやアルコールは控えめにするのが
よいでしょう。

また、コーヒーは体を冷やして血流を悪くするという一面もあります。



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目に良い2つのツボ


眉の頭にある「攅竹(さんちく)」というツボは眼球内を流れている
房水の排出を促して眼圧が上がるのを防ぐ効果が期待できます。


santiku

左右の親指の腹でツボを押さえます。
下から上へと押し上げるような感じで押さるとよいでしょう。



もう一つの目に良いツボが「太衝(たいしょう)」です。
太衝は東洋医学でいう肝経のツボです。


足の親指と第二趾の間を手の指で足首のほうへ上げていくと
甲の上で二本の骨が交わり、少し盛り上がっている部分の手前です。

ここを指で刺激して上げます。


運動


血行が悪いと目にも栄養や酸素が充分に運ばれないので
緑内障の予防には血行を促進する眼球運動等も良いでしょう。


視線を上下左右に動かすだけでも目の回りの血行が促進されます。

図形などを目で追って眼球を動かすことも
血行促進や視力改善に効果が期待できます。
(ジェイコブリバーマンの画像が有名)


逆立ちも目に血液を送るには単純ですが、とても優れた方法です。 


最後に目の老化を防ぐ3つの習慣からお伝えします。


① 寝る2時間以上前にはスマホやパソコンを見ないこと

パソコンなどの画面から出るブルーライトは太陽光と同じため、
自然に眠りにつくのを妨げてしまいます。

睡眠不足にならないためにもブルーライトには気をつけましょう。


② 禁煙

ニコチンは老化の元でもある活性酸素を増やし、
血液の流れを阻害します。


③ 食べ過ぎない

動物実験からも食べ過ぎは老化を進めることがわかっています。
また、消化できずに生じた老廃物は目の回りの血液循環も悪くしてしまいます。




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