いぼ痔(外痔)の原因と治し方
辛いものやアルコールを摂り過ぎるといぼ痔(外痔)になると
言いますが、ほんとにそうですね。
実際、私の知り合いにもそういう人が2人いました。
言いますが、ほんとにそうですね。
実際、私の知り合いにもそういう人が2人いました。
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後に私はインドの伝統医学アーユルヴェーダを学んだのですが、
アーユルヴェーダでも体を熱くする食べ物を摂り過ぎて
熱の体質(ピッタという)が増えるといぼ痔になると言います。
私の知り合いの2人のケースをまずご紹介しますが、
A氏はいぼ痔を治すために病院に行ったのですが、
治らないので病院を変えました。
2番目の病院は漢方の先生だったのですが、
その先生から「毎日、どんなものを食べてますか?」と聞かれ、
Aは「肉や魚は少なくて野菜がほとんどです」と答えました。
Aとしては食事には気を使っているので、
原因が食べ物とは思えなかったのです。
次に、嗜好品はなんですかと聞かれました。
しかし、Aはお菓子などはほとんど食べない人でした。
Aは心の中で、「だから自分の場合、食べ物じゃないって」と
思ったそうです。自信があったのです。
その後も先生は食事についていろいろと尋ねてきました。
そして質問が、「味つけは? どんな調味料を使ってますか?」
となった時、
「毎日、唐辛子をたくさんかけています」
「どれくらいですか?」
実はAは毎回食事に唐辛子をふりかけて食べていました。
キムチ鍋なども大好きで、とにかく辛い食事にしないと
食べる気がしない人でした。
先生が「それだ!」
A「唐辛子って血行を良くして、体を温めるからいいんじゃないんですか?」
先生が言うには、やり過ぎはかえって良くない、
とのことでした。
次にB氏ですが、この人は毎日、コーラを飲んでいました。
コーラは炭酸ですから、アーユルヴェーダ的に言うと
これも熱の質を上げますから、いぼ痔の原因になるのでしょうね。
まあ、コーラはいろいろ悪いものが入っていますから(笑)、
いぼ痔ではなくても、遅かれ早かれなんらかの病気になっても
おかしくありませんね。
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食事による治し方
いぼ痔を治すにはまずは体を熱くする食事を控えることからです。
唐辛子をはじめ、辛くてスパイシーなものは控えるべきです。
カレー粉などもそうですね。
もちろん治るまではアルコールもです。
凄く塩っ辛いものや酸味が強いものも体を熱くすることは
体験的にわかってもらえると思いますが、これらの味も
熱の質を上げるのでいぼ痔にはよくありません。
アーユルヴェーダ的には熱の質を鎮めるには
自然な甘さ、苦味、渋味がいいと言います。
(関連記事:熱の体質ピッタに良い食事一覧表)
だからといって、辛いものの対極である砂糖をたくさん摂るのは
返ってよくありません。
それはそれで別の症状を起こしかねませんから。
特にお勧めなのが「ギー」と呼ばれる精製バターです。
無塩バターから水分を蒸発させたもので
アーユルヴェーダでは全ての体質の人に勧めています。
これは熱の質を取ってくれる食用油です。
(関連記事:ギーは最高の油)
ギーは心も穏やかにしてくれますので、刺激的な味を求めなく
なるといった効能もあります。
食事だけですとゆっくりと症状が収まっていきますが、
食事を見なおした上で漢方薬などの生薬を使うと改善が進みます。
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