伝統医学アーユルヴェーダや自然治癒を高める健康法まで

胃下垂を自然治癒力で治す方法 食事やツボにヨガ

胃下垂

胃下垂の人はたいていがやせ形で、回りの人からは太らないのでスリムですね、なんて羨ましがられることもありますが、実は少し食べただけでも胃がもたれたり、空腹時でもなんとなく胃がスッキリしません。

消化力が弱くて栄養をしっかり吸収できず、元気が出ないこともしばしばです。

この記事では胃を本来のあるべき位置に整える自然治癒力を回復するきっかけとなる食事、ツボ、ヨガの方法をご紹介しています。

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食事と胃下垂


胃下垂では消化力が弱いですから、消化に時間のかかるもの、例えば、砂糖、油っこいもの、芋類、パスタ、乳製品、豆類、肉類などは少量にすべきです。

また、冷たい飲食は避けて、食事時は白湯を飲むのがよいでしょう。
(関連記事:お白湯を飲む健康法


体を冷やす果物などもできるだけ控えたほうがいいです。緑茶も飲み過ぎると体を冷やしますから要注意です。

味噌や醤油などの発酵したものが胃によいでしょう。ただし、濃過ぎないように。


調理はできるだけ火を通したものを食し、生ものを摂る場合は自分の消化力に応じた量にしておきましょう。


インドのアーユルヴェーダでは食事30分前くらいから、消化の火を刺激する生姜湯や生姜の乾燥粉末をお湯に溶いたものを飲むことを勧めています。


胃腸薬にも使われるシナモンやフェンネルといったスパイスは消化を促し、
胃をスッキリとさせてくれます。



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足のツボで胃を上げる


鍼灸ではツボに刺激を与えることで気の流れを整え、弱っている臓器を本来あるべき状態に戻しますが、鍼やお灸を使わなくても、自分の指でツボを刺激することでも各臓器を活性化することができます。


特にすねの所にある三里と呼ばれるツボは胃を元の位置に押し上げ、体を温かくしてくれます。


三里


三里は他にも多くの効果を持つ万能ツボの一つです。


吐き気  倦怠感  膨満感
食欲不振  胃下垂
むくみ   下痢  便秘
歯痛   関節リウマチ
不眠   虚弱体質

即効性があり効果を感じやすいので、数回試してみてはいかがでしょうか。


ヨガ


ヨガをやったことがない方にはとても難しそうなイメージがあるかもしれませんが、
雑誌などに出ている綺麗なポーズや難しいポーズだけでなく、簡単で効果のあるポーズはいくらでもあります。


例えば、逆立ちというと難しいイメージがありますが、腰を持ち上げて手で支えるという逆立ちもあり、これも内臓全般に良い影響を与えます。


yoga

一つのポーズはたいてい複数の効果をもっています。
それは先述の足の三里のツボのように、いろんな効果を合わせています。


ちなみにこの逆立ちのポーズの効果は

内臓の位置調整 内臓機能の向上 
性的能力の向上 不眠症 神経症 
若返り 肌のつやをよくする

いろいろあるポーズの中から3つくらいを選んでみて、簡単にやれて、数日行ってなんとなく効果を感じられるものを続けてやってみてはいかがでしょう。


なお、ヨガは食後すぐに行うのはよくありません。1時間以上は空けてください。

また、各ポーズの後には必ず急速のポーズ(仰向けで横になる)を入れるなど注意すべき事もあります。




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