お白湯を飲むアーユルヴェーダ式健康法
お白湯を飲むだけという簡単な健康法があります。
これはインドの伝統医学アーユルヴェーダの教えです。
お白湯を飲むと胃腸が温かい状態に保たれ、消化力が上がり
冷え症や便秘が改善されます。
また、代謝が促されるので、お白湯だけで
ダイエットに成功した人もいます。
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お白湯の作り方
お白湯の作り方にはちょっとしたコツがあります。
お水をやかんに入れて一晩置きます。
(*理想なのは銅のやかんに入れることです)
時間がないときはやかんに水を入れてから
すぐ沸騰させても結構です。
火にかけて水が沸騰し始めたら、やかんの蓋を取ります。
そして、弱火で10分間沸騰させます。
電気ポットでの沸騰はアーユルヴェーダ的には
お勧めできません。
なぜなら、電気ポットでは「火の質」を
水に入れることができないからです。
「火の質」と言われると、なんじゃそれは?
と思われるかもしれませんが、
ここでアーユルヴェーダが初めての方にもわかるように
アーユルヴェーダの理論をざっくりとご紹介します。
アーユルヴェーダの理論では、人体は3つの体質(機能)
から成り立っています。
3つの質とは
○ヴァータ(空・風元素) 体液の運搬や呼吸 ○ピッタ (火・水元素) 消化や代謝 ○カパ (水・土元素) 骨や筋肉などの構造 |
水は元々、カパの質を持っており、
温めることでそこに「火の質」のピッタが入ります。
「火の質」を強くしたければ、
温める時間を長くして、15分くらい沸騰させるとよいでしょう。
また、沸騰させると水に空気が入るので
これでヴァータの質も入ることになります。
10分間沸騰させることで、3つの体質をバランスよく含んだ
「白湯」ができあがるというわけです。
飲み方と注意点
1回当たりにお白湯を飲む量はほんの少量です。
飲むと言うより、すする程度で充分です。
大さじ1杯~2杯程度。
これを30分から1時間に1回行います。
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お白湯はたくさん飲めば飲むほど効果があるということはありません。
むしろ、よくありません。
飲み過ぎると人によっては消化不良を起こしたり、
疲れを感じる方も出るでしょう。
また、基本的に普段から冷たいものの飲食を控えることも大切です。
特に外食では決まって冷たいお水が出されますが、
これは胃を冷やしますから、消化にはよくありません。
最後に、お白湯には胃の毒素を洗い流すという効果もあるのですが、
体の毒素が減ってくるとお白湯が甘く感じられてきます。
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