ゲルソン療法の食事法 がんを治した人が続出!
日本ではまだまだ知名度が低い「ゲルソン療法」ですが、欧米ではこれでがんが治った人がたくさん出ている有名な食事療法です。
日本では星野仁彦さんという精神科の医師が、自らがんをゲルソン療法で完治させ、本も数冊出されています。
ゲルソン療法はマックス・ゲルソン(1881年生まれ)という医師によって考案されたもので、その方法についてご紹介します。
日本では星野仁彦さんという精神科の医師が、自らがんをゲルソン療法で完治させ、本も数冊出されています。
ゲルソン療法はマックス・ゲルソン(1881年生まれ)という医師によって考案されたもので、その方法についてご紹介します。
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ゲルソン自身はがんを患ったことはないのですが、医大生の頃、ひどい偏頭痛に悩まされていました。
彼は大学の先生に偏頭痛を治す方法を尋ねたのですが、「病気とうまく付き合っていくべきだ」と言われたようです。
今もそうですが、慢性病に対してはお医者さんの言うことは同じことですね。
そんなわけですから、ゲルソンは自ら治療法を探すことになりました。
そんな頃、ある女性が食事によって偏頭痛を治したことを知り、自分でもどの食材が偏頭痛を起こしているのかを確かめていくことにしました。
それは、最初はリンゴだけを食べ、続いて一つずつ食材を増やしながら問題のあるものを調べるという方法でした。
そして行き着いたのが、塩を抜くと良い、ということでした。
ゲルソンが編み出した食事療法を同じ偏頭痛の人に試してみると治っていく人が増えていきました。
そんな患者の中に皮膚結核を持った人がいたのですが、ゲルソンの食事療法によって偏頭痛と皮膚結核が
同時に治るということがおきました。
ゲルソンは今度は皮膚結核患者を対象にゲルソンの食事法を行うとこれも治っていくという結果が出ました。
その中にはノーベル賞を受賞したシュバイツア―の夫人がいました。
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ゲルソンの食事療法による治癒率は凄まじいもので、450人の皮膚結核患者の内の実に446人が完治したのです!
さらにゲルソンは他の疾患にも食事療法を試していくと良い結果が出て、それは癌に対しても同じく良い結果が現れました。
ゲルソン療法の中身
ゲルソンが確立した食事療法は塩を使わないことの他にも以下のような基本的な約束事があります。
① 塩を使わない ② 肉・魚などの動物性の食事を摂らない ③ 調理に油を使わない ④ 油脂を含む食材をとらない ⑤ 大量に野菜と果物の新鮮ジュースを飲む ⑥ 糖分を制限する ⑦ コーヒーによる浣腸 |
これを見てもわかるように、非常に厳格な食事療法です。
私はアーユルヴェーダのデトックス療法を受ける前に動物性禁止という制限を受けたことはありますが、
ゲルソン療法ほど厳しいものではありませんでした。
しかも、たったの4週間くらいでしたから(笑)。 ただ、少食ではありました。
ゲルソン療法は少食や断食などはせずに、栄養はしっかり摂らせます。
むしろ、癌はビタミンやミネラルが足りていない状態だと考えていますから、朝からジュースでしっかり摂らせます。
一日で2000cc~3000ccくらい摂ります。
油は動物性も植物性も摂ってはいけませんが、唯一の例外は亜麻仁油です。 (関連記事:亜麻仁油の効果 )
また、古代ギリシャのピポクラテスが患者に勧めたというピポクラテス・スープという野菜スープも勧められています。
このスープは7種類のお野菜(じゃがいも、玉ねぎ、トマト、セロリ、パセリ、長ねぎ、にんにく)をじっくりと煮こんで作ります。
ゲルソン療法は病気が治るまで続けるものですからかなりたいへんですし、本気でないととても続けられるものではないでしょう。
最後にゲルソンの言葉をご紹介します。
医学界は腫瘍のみがガンだと錯覚している。 これが最大の間違いで、ガンの腫瘍はガンの症状の一つではあってもガンのすべてではない。 ガンとはガン細胞や腫瘍を生み出すような体全体の栄養代謝の乱れなのだ。 そして、ガンとはすべての病気の中で最もひどく栄養代謝の乱れた病気である。 腫瘍に目を向けるのではなく体全体の栄養代謝を正せばそれでガンは治る |
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