伝統医学アーユルヴェーダや自然治癒を高める健康法まで

ヴァータ体質の特徴とは

ヴァータ体質は肉体的、心理的にいろいろな特徴があるのですが、
「風」のように「動くもの、軽いもの」をイメージすると
理解しやすくなります。

アーユルヴェーダの3つの体質の中でヴァータは体の動き(循環など)
を司ります。

例えば、血液の流れ、呼吸などです。排泄も腸内の便を動かすという
ことでヴァータに関係します。

それでは、これからヴァータの特徴を上げていきます。

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ヴァータの特徴


・動くのが早いです。
・明るいですが、気分の変化が早く、変わり易いです。
・物覚えも早いです。
 このように風みたいに早いのが特徴です。

・変化に対応するのが上手く、また、変化を好みます。
 これはカパとは対照的です。
・規則的でなく、いつも同じ時間に同じことをすること(習慣化)が
 苦手です。
・エネルギーを一気に出し、スタミナが切れます。
・疲れやすい。

・体格は細く、色は比較的白いです。
 ピッタの人が熱で赤っぽい皮膚であるのとは対照的です。

・消化力が安定せず、強くなったり弱くなったりします。
・睡眠も浅くなりがちです。
・不眠にかかりやすい。

・便秘傾向。
・皮膚が乾燥しやすい。
 これらは潤いをうまく保てないことからきます。 
 これも風みたいに乾いているという特徴です。

・寒さに弱いです。
・気配りができる。
・あれこれと考えすぎ、悩みがち、心配事が多い。

・おしゃべりで、落ち着きがなく、空想好きな、赤毛のアンみたいです。
・好奇心があるが、飽きやすい。
 心の動きも風のようです。カパのように安定し、
 じっくり取り組むのとは違います。

・アイデアを出すのが得意です。
・聴覚と触覚に優れています。
・捨てるのは上手いが、貯めるのは下手なタイプ。
 風のように軽くなろうとします。

人は3つの体質の全てを持っていますが、ヴァータが生まれつき多い方は
上記のような特徴が強く現れます。

仮に、ピッタとヴァータが共に多い場合は、それぞれの傾向が現れます。

例えば、ピッタの強い消化力を持ち食べる事が好きで、
新しいお店を見つけたら、すぐに行きたがるという
ヴァータ的な形で現れるかもしれません。



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