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重曹うがいの弱アルカリ効果で虫歯と口臭が改善

重曹

重曹というとお掃除に使うものというイメージの方も
多いと思いますが、実は体をケアするのにとても重宝します。

ここでは重曹水のうがいによる口の中のケアについてと
その他のデトックス効果についてご紹介します。

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虫歯や口臭、その他への効果


重曹は弱アルカリ性で、水に溶けた時ではph8くらいです。


甘い物の摂り過ぎや食べカスなどによって口の中に酸性が多くなると
いろんな症状が起きやすくなるのですが、弱アルカリ性の重曹水でうがい
することによって口の中が中和化されます。


例えば、下記のような症状であれば予防し、
初期の頃の軽い症状であれば改善することもできます。

虫歯
口臭
口内炎
歯肉炎
歯槽膿漏




うがい水の作り方


重曹は家庭で使うものでしたら掃除用や入浴用のものと、
口に入れても安全な食用や医療用のものとに
おおきく2つに分けられます。


うがいの場合はもちろん食用(料理用)のものを使います


容量は100gの水に1g(小さじ半分)程度です。


歯を磨いた後に行うとよいでしょう。


重曹は塩味がしますのでうがいした後は塩味が残ります。


塩味を消すために、うがい直後に口をすすぐと
せっかくの重曹うがいの効果がなくなってしまうような気もしますので、
適当に10分前後したら口をすすがれると良いのではないでしょうか。


また、重曹水はわきの下の汗の匂いを緩和することにも使えます。
これには重曹水を作ってスプレーに入れておき、それをわきの下に
吹きかけるだけです。


なお、重曹を購入するにはホームセンターや薬局、通販で可能です。
薬局の薬としての重曹は比較的高いですが、うがいに使うのであれば
食用のもので充分です。



重曹は口に入れても安全なのか


重曹というとまだどうしても掃除用というイメージが強いために、
口に入れても大丈夫なのかと心配な方もいることでしょう。


そこで重曹の中身についてお伝えします。


重曹とは「重炭酸曹達」の略称で、
正式には「炭酸水素ナトリウム」という名称で、中身は
ナトリウム(食塩のもと)と炭酸水素がくっついたものです。


作り方は重曹成分を含んだ土や鉱石から取り出すか、
あるいは岩塩からも作れます。どちらも天然のものが原料です。


重曹の成分の含有量によって食用、医療用、その他と
いうように区別されています。


薬局では炭酸水素ナトリウムという名で今でも
胃薬として売ってあります。


胃酸が多くて胃がむかついたり痛く感じる方には重曹の
弱アルカリの作用が胃酸の働きを緩和してくれます。


これで重曹を口の中に入れても安全なことがわかっていただけたと
思いますので、次にデトックス(浄化)に使える重曹水の使い方を
ご紹介します。


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デトックス効果を利用する


【ホワイトニング】

歯科では歯を白くするための研磨剤として使われることがありますが、
これは家庭でも同様に重曹を歯磨き粉代わりにして使うことで
茶渋やコーヒー・紅茶、タバコによる変色を綺麗に落とすことができます。


ただし、研磨効果が強いのでエナメルを傷つけるおそれがありますから
毎日使うものではありません。


重曹とひまし油を合わせた「カソーダ」ではホクロ、シミ、
ニキビ、魚の目を取ることができます。
詳しくはこちらにて:ホクロやシミも取るカソーダはひまし油の超デトックス効果を活用



【便通促進】

重曹水を飲むと便通を促すことができます。


重曹水が胃に入ると炭酸ガスで胃が膨らみ、
脳は食べ物が入ってきたと錯覚して大腸を動かします。


ただし、これはあくまで対処療法的な方法で、
長期的に使う方法ではありません。

アーユルヴェーダ医学による便秘改善法については
こちらの記事にて:便秘解消法 アーユルヴェーダ流



【疲労回復】

疲れると人体には水素イオンが溜まってきます。
これを排出するのに重曹水が使えるのです。


重曹を水に溶かすとマイナスの重炭酸イオンが生じますから、
これを飲むとプラスの水素イオンとくっつきあって尿や汗として
体外へ排出されることになります。


この疲労回復に使う重曹水は小さじ半分から1杯くらいで、
水に溶かして疲れた時に飲みます。


ただ、重曹はナトリウムを含みますから、これを体内に入れてはいけない人
(腎臓病など)は注意してください。

参考文献:「重曹が効く」主婦と生活社


最後に余談になりますが、重曹を使ったお風呂で皮膚についた
放射能を落としたり、重曹水で癌を治す方法もあります。


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