伝統医学アーユルヴェーダや自然治癒を高める健康法まで

なぜ赤ら顔になるのか その原因と治し方

お酒を飲んでいるわけでもないのに、いつも顔が火照ったように
頬が赤い人がいます。もちろん湿疹でもありません。

適度に顔色が良いのでしたらいいのですが、明らかに顔が赤くて、
特に男性だと子供っぽく見られるんじゃないかと気になる方もいるでしょう。

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顔が赤くなる原因


インドの古典医学アーユルヴェーダによりますと、
気の流れる方向にはいくつかあって、その中に下向きと上向きというのがあります。

下向きというのは排泄などを司る機能なのですが、
これが悪化すると、例えば便秘や泌尿器系、生理不順などの症状が出てきます。

上向きの機能が悪化した場合はしっくりや喘息などの呼吸器に
乱れが生じたりします。


赤ら顔は上向きと下向きの気のバランスが崩れて、
上向きの力が優勢になり、また、体に溜まった熱がその上向きの流れに
よって顔に行ったことによって起きるとアーユルヴェーダでは言います。


それでは続いて赤ら顔の人が避けるべき食事と
治し方について次に述べていきます。


避けるべき食事


最も避けるべきものは「アルコール」です。


普通の人でさえアルコールによって体が必要以上に熱くされますが
赤ら顔の方はさらに頭部に熱が溜まっていき、熱の引き方が
普通の人よりも遅くなります。


それから気道を詰まらせやすく、気の流れを悪化させる
「チョコレート コーヒー チーズ 動物性食品」も良くありません。



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治し方は


気が流れる道が体内には数万本あるとアーユルヴェーダでは言います。

食べたものがきちんと消化されないと未消化物が生じ、
これによって気道が少しずつふさがっていきます。

まるで、パイプにつまったゴミのようですね。

西洋医学的に言えば血管などに詰まった悪玉コレステロールが
これに当たります。


実際のパイプのゴミを押し流すには高圧洗浄などを用いますが、
体内のゴミを掃除するためにはオイルマッサージによって
皮膚から浸透した油が気道の壁にこびりついたゴミ(未消化物)を動かして、
腸管にもっていきます。

腸管に動かされた未消化物は排泄物とともに体外へ出されます。
(関連記事: オイルマッサージの方法 準備と実践


オイルマッサージに使う油はオーガニックのココナッツオイルか
オリーブオイルがよいでしょう。


どちらも熱を冷ましてくれる作用があります。

特に顔を熱く感じている方にとっては顔や頭部にココナッツオイルを塗ると
冷んやりして、とても心地よく感じられるでしょう。
(関連記事:ココナッツオイルの効能 )


それから、もう一つの気道を塞ぐ未消化物の掃除の仕方は
少食(プチ断食)によって空腹時間を増やすことです。
(関連記事:毒素を生まない食事

お腹が空の時に未消化物は自然と体内の熱によって燃やされて
小さくなっていきます。

未消化物を無くすには断食ができれば最もいいですが、
その場合は指導者のもとで行うようにしないと危険です。
(関連記事:ファスティング(断食)の7大効果とは) 


慢性的な便秘が続く人も下向きの気の流れが悪いために
上向きとのバランスが崩れていることがあります。
(関連記事:便秘解消法

便秘を解消させることが赤ら顔を
治すきっかけになることがあります。




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