ファスティング(断食)の7大効果とは
ファスティング(断食)は昔から慢性病を治す方法として昔から
民間医療の中で受け継がれてきました。
西洋医学では慢性病にはなすすべがなく薬漬けが続きますが、
ファスティングの治療効果は高く、多くの人が病気から解放
されています。
ここでは、ファスティングが初めての方にもその効果や疑問について
わかりやすくご紹介しています。
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① 毒素と脂肪を溶かし体内を浄化する
食べ過ぎ傾向のある現代人は太っていなかったとしても
ほとんどの人が自分の消化力以上のものを食べています。
きちんと消化されなかった食物の未消化物はやがて毒素となり、
体内の至るところに溜め込まれます。
しかし、体に食物が入ってこない(ファスティング)と、
体は毒素や脂肪を溶かす(燃やす)ために働き始めます。
例えば、
血管内にこびり付いた悪玉コレステロールは溶かされて
血液の循環がよくなり、動脈硬化を予防し、血圧を下げます。
また、このことは解毒する臓器である肝臓や腎臓でも行われ、
毒素が取れるとさらにその解毒機能を活性化させます。
同じことは体内のあらゆる組織、器官、臓器で行われ
全身のクリーニングが進むことになります。
細胞は新陳代謝が活性化し若返ります。
インドの伝統医学アーユルヴェーダでは病気の9割はこの毒素が
関係していると言いますから、これを取り除くことは病気の治療に
たいへん効果的です。
ファスティングによって溶けた毒素や脂肪は尿や便に混じって
排泄されます。
② 宿便を排泄する
宿便とは腸壁に長年こびり付いている排泄物で、
これは長い間、便秘で溜まっていた老廃物とはまた違ったものです。
(西洋医学的には宿便というものはないことになっていますが)
宿便は便通を妨げるだけでなく、毒素を体内に吸収し血液を汚します。
このため宿便は万病の元と言われます。
しかし、ファスティングをすると消化活動にエネルギーが行かない分、
排泄活動が活発化して宿便を出すことができます。
宿便を出し血液をきれいにすると体調が良くなってきますし、
全ての病気の治療にもたいへん効果的です。
③ 化学物質の排毒
現代人はさまざまな経路で化学物質を体内に入れています。
例えば、
・加工食品に含まれた添加物
・野菜や果物に含まれた農薬
・汚染されて水や空気
・経皮毒(シャンプー、歯磨き粉、洗剤など)
これらの化学物質はなんらかの形でデトックスをしないと
年々体内に蓄積し病気の原因にもなります。
ファスティングによってこれらの化学物質も体外へ出すことができます。
④ 免疫力の向上
九州大学の久保知春教授は、3日間のファスティングによって
以下のことを証明しました。
・リンパ球の免疫活性が高まる
・免疫細胞の白血球が増える。
・胸腺や副腎の重量が大きくなり、免疫力が強化される。
風邪を引いた時に食事を抜くと、体内エネルギーは消化活動に
使われないためにウイルスを叩く活動を強化できます。
風邪の治りが格段に早くなります。
また、ファスティングはアレルギー疾患の治癒にも顕著な効果を
上げていますし、癌の治療に世界中で取り入れられています。
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⑤ 持久力がつく
食べたものを消化するのは実は体にたいへんなエネルギーを
消耗させています。
かつてプロレスラーの力道山は世界選手権の前の晩から
食を断ち、翌日の夜の試合まで何も食べませんでした。
理由は「食べると力が出ないから」。
タレントのタモリさんも27時間連続のテレビの時には
一切何も食べなかったそうです。
食べると疲れるからで、ちなみにタモリさんは普段から1日1食に
されています。
⑥ 遺伝子を活性化する
ファスティングをすると眠っていた遺伝子がオンになり、
特に寿命と関係ある長寿遺伝子(サーチュイン)の活動が
活発になることがわかっています。
また、マウスの実験によると少食によって19個の遺伝子が
若返ることが証明されています。
(米カリフォルニア大学スピンドラー教授)
⑦ 頭が冴える
人は満腹になると眠たくなり、思考力が低下します。
消化活動中は血液が胃に集まりますから、その分、
頭脳活動は低下します。
逆に空腹になると冴えてきます。
こんなことはだれでも経験からわかることですが、
栄養学は脳のエネルギーであるブドウ糖が空腹では
供給されないので朝から食べるべきだと主張します。
しかし、空腹になると脳はケトン体からエネルギーを
補給するように変化するのです。
(このことに無知な栄養学者がまだ幅を利かせていますが)
また、脳波からα波が出て心は落ち着き、
快楽物質エンドルフィンが出て幸福感を感じます。
その他のファスティングの効果
・ダイエット。 ・五感が明瞭になる。 ・ケトン体をエネルギーとして使える。 ・思考能力と記憶力の向上。 |
ファスティングへの疑問
○自分にできるか? また、リバウンドはないか?
初めての場合、1日食べないことは精神的にかなりストレスを
感じます。
まずは半日から実行しましょう。
急に1日間のファスティングをするとどうしてもその反動で
たくさん食べてしまいます。
ファスティング前から少食にして、ファスティング後も重湯や
お粥など消化に負担のかからずに胃腸を冷やさないものを
少しずつ増やしていく必要があります。
ファスティング後の食事を慎重にしないと、返って以前よりも
体調が悪くなることがあります。
○まったく食べていけないのか?
ファスティング中は水は必ず飲むようにします。
また新鮮な果物や野菜のジュースなどで最低限の栄養を
摂っていきます。
○何日しないと効果がないのか?
ファスティングはたとえ半日でも効果はありますが、
もちろん長いほうが効果は高いです。
しかし、3日以上のファスティングになると初心者が行うには
栄養の補給を間違うと危険な状態になりますので、必ず
指導者のもとで行うようにしてください。
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