エミール・クーエの暗示で難病があっさり 自分で暗示をかけるには
フランス人のエミール・クーエ(1857年~1926年)は暗示によってさまざまな治療困難な病気を解放してきました。
とてもシンプルな暗示をかけると、立って歩けなかった人が歩けたり痛みが瞬時になくなったりと、にわかには信じられないくらいです。
ここでは
・クーエの暗示で治った実例
・クーエが教える自分で暗示をかける方法
をご紹介します。
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エミール・クーエの気づき
クーエが暗示の力に気づいたのは、薬局で薬を売っていた彼のもとへある男が薬を売ってくれと頼みに来たのがきっかけでした。
あいにく男が望む薬は期限切れのものであったため、効果はないだろうと思いクーエは売るのを断りました。
しかし、男がその薬は効くので売ってくれと強く頼むので仕方なく売りました。
後日、男は治ったとお礼を述べにきました。
この時にクーエは治るという思いに効果があるのかもしれないと気づいたのでした。
暗示で良くなった実例
クーエは暗示にかからない人は2%前後いるといっています。 かからないのは精神的な疾患のある人で、普通の人はまずかかります。
最初にクーエは暗示にかかるかどうかを、両手を組ませて離れないと思わせるという簡単な方法によって確認します。
その後で治療のための暗示をかけます。
では、その治療して治った例ですが、
ある男は喘息の発作で夜眠れず、力仕事もできず、階段を上がるのにも時間がかかっていました。 診察後、自宅でも暗示を実践し続けたところ半月くらいで良くなりました。 |
14年間、発作性の飲酒狂の女性はそれまでにあらゆる治療を受けてきましたが、クーエの暗示によっていつの間にかお酒への渇望が消えてしまいました。 |
5年間消化不良に悩む女性は最近ではミルクだけでも消化が困難で、栄養が不足し、貧血で元気がありませんでした。 クーエの暗示後、すぐにレストランへ行き定食を注文するときっちりと平らげました。 |
8年間、子宮の脱垂に悩む女性は5カ月目に全治していました。 |
局部的結核症の男は左足の手術を4回うけ、5回目の手術を医師に勧められていました。 クーエの暗示療法を3回と自宅での暗示によって、数か月後には医師から結核症は自然消滅したので手術は不用と言われました。 |
脊柱の湾曲に悩む男性は4カ月間クーエの診療所に通うと、医師からだんだん正常な位置に戻ってきていると言われました。 |
18歳の男性は兄弟に対して憎悪をいだき、お酒に酔うと殺したいという衝動を持つようになっていました。 1回の暗示で二度とそのような感情を持つことがなくなりました。 |
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自分で暗示をかける方法
クーエの診療所では患者を一室に集めて、そこでみんなが見ている前でだれかに暗示をかけます。
暗示をかけられた患者がこれまでできなかったことがその場でできるようになると、それを見た他の患者は暗示に対して信頼を持つようになります。
そのような土台もあった上で、専門家が暗示をかけるとさらに暗示は強固なものになるようです。
特に痛みに関しては瞬時にして消えるようです。
自分でも簡単に暗示をかけることができます。
クーエの言う次の言葉を起床時と寝る前に20回ずつ繰り返します。
「日々に、あらゆる面で、私はますます良くなっていく」 |
これで無意識は治療を要する当の器官を自ら探り出して働きかけるようになるそうです。
楽に行うことが大切で、無意識に沁み込ませようなどと努力することは返って逆効果です。
言葉は声に出して、自分の耳に聞こえる程度にします。そうすれば、暗示は唇と舌、それと聴覚によっていっそう強められます。
20回という数はあくまで目安であり、起床時と寝る前というのは暗示にかかりやすい精神状態であるからです。
クーエ曰く
想像力と意志が相争っているとき、 勝者は常に想像力の方である |
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元気になった.ありがとう