伝統医学アーユルヴェーダや自然治癒を高める健康法まで

花粉症・鼻炎を自然治癒力で改善するアーユルヴェーダ流とは 

kahunn

花粉症は一度かかるともう治らないと思われていますが、実は本当の原因と改善法を知れば再び花粉症に悩まされることはありません。

私自身も一度、花粉症には痛い目に会いましたが、自然治癒力を活かすインドの伝統医学アーユルヴェーダの浄化法によって完全に治してしまいました。

それでは、どうして花粉症になるのかというところから説明したいと思います。


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花粉症・鼻炎の原因


春になって暖かくなると、この気温の上昇は鼻の状態にも影響を与えます。 冬の間に頭に溜まっていた粘液(鼻水の元)は溶け始めて、鼻水として出やすい状態になります。


そこに花粉の刺激が加わると浄化作用が急激に進んで鼻水が絶え間なく流れ出し、さらに目の痒み、喉の痛みなどたいへんな苦痛が生じます。 これが「花粉症」です。


アーユルヴェーダ的にはこのことを「カパ」と呼ばれる体質が増えたためだと言います。 花粉症は体質の増加が本質的な原因で、花粉はその引き金に過ぎないと言うのです。


次にそのカパ体質が増えた理由ですが、それは「食事の偏り」です。


知らず知らずの内にカパ体質を増やす食事に偏っていたため、頭に粘液が溜まってしまったのです。


例えば、牛乳やヨーグルトですが、これを毎日とっているとカパ体質は確実に溜まります。


牛乳やヨーグルトが健康に良いと信じている方は多いですが、体質という観点から見ると、同じ食品を毎日摂っていると偏りが出てるものです。


改善法


花粉症と鼻炎を治すには、増えた(溜まった)粘液質を体外へ出してやる必要があります。


重度の花粉症でなければ次のような方法で症状は改善される思いますから、試してみられてはいかがでしょうか。

①カパ体質を増やす食材をとるのは症状が軽減するまで控え目にする。
(参照:ヴァータ・ピッタ・カパ 食材一覧表

②鼻うがいをする。

③アロマオイルを使う


①のカパ体質を増やす食材を控えることで、これ以上、頭部のカパ体質を増やさないようにします。


特に前出の乳製品や精製された砂糖には注意が必要です。


②の鼻うがいは薄い塩水を鼻の片穴から流し込むことで増えた頭部のカパ体質を塩水と一緒に洗い流します。


鼻うがいは花粉を洗い流すだけでなく、頭部に溜まった花粉症の原因であるカパ体質を排出するのが真の目的です。


テレビなどでインド人が急須のような容器に塩水を入れ、片鼻の穴から塩水を入れて口から出す映像をご覧になったことがあるかもしれませんね。


あの鼻うがいこそ、まさにカパ体質を体外へ出している浄化法です。






鼻うがいは花粉症や鼻炎、蓄膿症の改善以外にも次のような効果があります。


・頭痛・偏頭痛の改善し、
・しわを防ぐ
・頭脳明晰
・気分を軽くスッキリする
・風邪の予防


私が花粉症になった時は上記の①&②の方法で治しましたが、今でも、春が近くなると、頭に溜まったカパ体質を出して春に備えています。



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鼻うがいの容器について


急須のような容器は「ネティポット」といいます。

鼻うがいの器具はいろいろ出ていますが、私のおすすめは鼻がツンとすることがない「ナサリン鼻腔洗浄器」です。


これはスエーデンでは医療機関で使われています。
(ネティポットもナサリン鼻腔洗浄器も楽天やアマゾン等で購入できます。)





アロマオイル


軽い花粉症や鼻炎の改善するアロマオイルがあります。

そのアロマは嗅いでみて、スーと爽やかに感じられるものです。 香りが鼻の回りの管(シュロータス)を広げて、呼吸をしやすくしてくれます。


花粉症や鼻炎を改善してくれる主なアロマは、・ユーカリ・ペパーミントなどです。


アロマオイルの使い方は、一般的にはアロマポットに数滴たらして、室内に香りを充満させるのでしょうが、鼻づまりの場合はもっと直接的です。


ティッシュや脱脂綿などに1滴~2,3滴たらし、それを片方の鼻の穴に入れます。 


5分~10分、そのままにしておきます。


刺激が強すぎるようであれば、加減してください。


それが終わったら、もう一方の鼻の穴にします。(*日の入り後は行わない方がよいでしょう。  特に就寝前にすると眠れなくなります。)


鼻水が口から出てくることがありますが、頭部に溜まったカパ体質が出ている証拠です。


軽い花粉症や鼻炎の改善には有効です。



読了お疲れさまでした♪
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