エゴマ油のαリノレン酸効果で脳が蘇って認知症が改善
エゴマ油(しそ油)の効果は健康や美容愛好家の方たちの間では摂っても太らない、綺麗になる油として知られていました。
さらに近年、認知症の原因の一つが質の悪い油であることがわかってから脳に良いエゴマ油の良さが最認識されるようになりました。
SPONSORED LINK
目次: |
歴史
エゴマは実は日本では最も古い植物の油であり、なんでも1万年~5500年前の縄文時代の遺跡で栽培されていた痕跡があるそうです。
江戸時代に菜種油が普及するまでは、日本で最も多く使われていた油はエゴマ(しその種)だったのです。
悪い油 使ってませんか?
エゴマの効果をご紹介する前に体に悪い油があることを知って欲しいと思います。
もしかしたら、知らずにご家庭で使っているかもしれませんよ。
マーガリンや油で揚げたお菓子にはトランス脂肪酸が含まれており、これは人の消化機能では消化できない体に悪い油です。
さまざまな病気を引き起こすことがわかっており海外では食品に使うのを禁止している国もあります。
それから、一番出回っているのはサラダ油ですが、これは化学的に精製することによって低い温度でも白濁しないようにしてあり、前述のトランス脂肪酸も少し入っています。
安価で調理には便利ですが、健康には良くありません。もちろん脳にも。
お肉に含まれる油は飽和脂肪酸で、これは血液をドロドロにして、動脈硬化、心筋梗塞の原因になります。
霜降り肉をありがたがっている日本人ですが、戦後たくさんお肉を食べるようになったせいか、病気も欧米化してますね。
Sponsored Link
脳への効果
脳にとって良質の油は栄養になります。
特にαリノレン酸(オメガ3脂肪酸)をたくさん含む油がそうで、エゴマ油(しそ油)がそれに当たります。
αリノレン酸は体内に吸収されると脳の栄養素であるEPAやDHAに変換されます。
するとこのEPAやDHAが老化やストレスで鈍っていた脳の神経細胞を再び活性化させるのです。
脳の活動が生き生きとしてくるともの覚えが悪さなど脳の機能低下が改善されてきます。
また、αリノレン酸は脳の血流を良くする働きもあります。
このような効果があるためにエゴマ油は認知症を予防・改善するために最適の油と評価されているのです。
また、認知症だけでなく、脳の病気と言われる「うつ」の改善にも効果がでることがわかっています。
αリノレン酸には次のような嬉しい効果がたくさんあります。
・認知症の予防 ・脳の神経細胞に栄養を与える ・記憶学習能力の向上 ・うつの改善 ・血液の粘度を下げサラサラにする ・コレステロールを下げる・脂肪を分解する ・血圧を下げる ・不整脈の予防 ・動脈硬化の予防 ・視力の向上 ・免疫力の向上 ・アトピーや花粉症などのアレルギー疾患の改善 ・癌の予防 |
エゴマ油は摂っても太らないどころか、脂肪を分解するのでダイエットを促す効果もあります。
正しい摂り方と選び方
エゴマ油は1日に小匙1杯くらいをそのまま飲むのが最も良い摂り方です。
αリノレン酸は熱に弱いという点もありますので、
そのまま摂るのが良いでしょう。
ドレッシングや出来上がった料理にかけてもよいでしょう。味は無味無臭です。
加熱するのはよくありませんが、調理が済んだみそ汁やスープなどにかける分には問題ありません。
エゴマの実を胡麻のように家庭ですり潰してからご飯にかけるのもありです。
お隣の韓国ではナムルやキムチに混ぜるなどして使われています。
エゴマを配合したお味噌もあり、飛騨地方では五平餅に付けたり、ジャガイモに和えて食べています。
品質の良いエゴマ油を選ぶポイントは3つあります。
①低温で焙煎して搾りだしたもの ②有機栽培されたもの ③光を通さない色の瓶に入ったもの |
Sponsored Link
この記事へのコメントはありません。