私の体験ですが、目を閉じてゆったりとして聞いていると、
自然と笑みがこぼれるということが何度かありました。

また、生演奏を聞いた時には、大きな音量でガンガン鳴っている
のにもかかわらず、心はとても静かになり、瞑想をしているときと
同じような状態になりました。


ガンダルヴァ・ヴェーダは西洋の音楽のように楽譜に従がうという
ものではありませんし、サビの部分などもありません。

自然界を振動によって表現するために、季節や時間帯によっても
変わってきて、一日の中で奏でる音が違ってきます。　


人がいないときに部屋に流しておくと環境に良い影響を与え、
家に帰ったときにはサットヴァ（善的）な雰囲気が感じられます。

ガンダルヴァ・ヴェーダは本来はれっきとしたヴェーダの一つで、
単なる娯楽としての音楽を超えたものです。

熟練者によると天候を変える力を持ち、
雨乞いなどに使われることもあるそうです。


ガンダルヴァ・ヴェーダをyoutubeで試し聞きしたい方は、
著名なシタール奏者で歌手ノラ・ジョーンズの父である
「ラビ・シャンカール」氏を検索するとよいでしょう。

彼はビートルズのジョージ・ハリスンにも影響を与えた人だそうです。


また、サントゥールという弦楽器を奏でる
「シヴ・クマール・シャルマ」氏も有名な方で、
こちらもyoutubeで聞けます。

＊両者ともアマゾンで扱っていますし、また、インド古典音楽と
検索すればたくさん出てきます。
しかし、どれが娯楽レベルで、どれが心身に肯定的な影響を
与えるかは定かではありません。

私のお勧めは「雨の曲」というもので、


これはヴァータを鎮めて心を穏やかにしてくれます。
一日のどの時間帯でも使えます。
（アマゾンでも購入可）