ホーリーバジルはインドのアーユルヴェーダでは
多くの病気を癒す万能薬として知られています。

また、放射能による人体への影響を緩和したり、
環境を良くする働きがあることがわかってから、
新たな注目が集まっています。

アーユルヴェーダの万能ハーブ

ホーリーバジルはアーユルヴェーダで言う「トゥルシー」のことで
不老不死の薬草とも、あるいはハーブの女王とも呼ばれます。

具体的にどのような病気を治すのか、
代表的なものを上げてみますと、

風邪　　発熱　 インフルエンザ 咳　　　痛み　　　食欲不振　　　吐き気　　 頭痛　　　 蕁麻疹 　 　白血病　 　　がん 高血圧　 　腎臓結石　　肝臓病　　心臓病 マラリア　　アレルギー性鼻炎　 蓄膿症 月経　 　白癬　　　精神疾患 便秘　 　下痢　 　　　　結核　 　喘息　 　　 口・耳・歯・鼻の病気

現代では科学的な観点からもさまざまな薬効が明らかになってきています。


その一つに、ホーリーバジルには放射線被曝による
DNAの損傷を修復する力があることがわかってきました。


また、ホーリーバジルの良いことの一つに副作用がないことも上げられます。


日本は遅れてますが、イギリスやシンガポールでは、
薬効を解明する研究が多数行われています。

ガンジーも勧めた

ここで、マハトマ・ガンジーのホーリーバジルに関する
逸話をご紹介したいと思います。

肝臓を患った30代半ばの男性がいました。

彼は西洋医学やアーユルヴェーダの治療も受けたのですが、
効果はなく、医者からは見放されていました。

死を待つばかりの彼は幸運にもガンジーと出会い、
こう言われました。

「ホーリーバジルとガンジス川の聖水を毎朝、空腹時に飲みなさい」

すると、なんと一ヶ月で治ったそうです。


アーユルヴェーダではあくまで薬として用いられますが、
一般の我々にとってはホーリーバジルのお茶を飲むことで、
健康増進、病気予防として使えます。


通販で取り扱っている会社もあります。

空気を浄化する

インドでは古くから、ホーリーバジルがある家には
病気が寄りつかない、と言われてきました。

現代の私たちには、ちょっと迷信ぽく聞こえてしまいますが、
科学的にもホーリーバジルの見えない影響力がわかってきました。

まずは、古い文献が伝えるホーリーバジルの
環境への影響を上げてみます。

ホーリーバジルの芳香が風で運ばれるところ、 空気は浄化され、生きとし生けるものは あらゆる劣悪な性向から解放される。 ―パドナ・プラーナ

ホーリーバジルによって水と土が聖化されている家に、 死神の死者は足場を築けず。　 ヴィシュヌ（神）はホーリーバジルの繁る村や家に 住処をさだめる。　 かくなる家において、貧困、病気、親者との離別のごとき 苦に苛まれることはない。 ―パドマ・プラーナ

次に科学的に解明されているホーリーバジルの
影響力を上げてみます。

○大量のオゾンを発生し、空気を浄化する ○芳香はリラクゼーション効果に優れ、精神の健康に役立つ ○蚊や虻、ブヨ等の虫を寄せつけないので、ウイルスの介在を防ぐ ○土や周辺のバクテリアを減らし、環境を整える

科学的な調査を繰り返した結果、ホーリーバジルには
「特殊な電気的エネルギーを持っている」と信じられるようになりました。


その影響力は、半径180m～200 mにおよんで、空気を新鮮かつ清浄に保ちます。


参考図書：「奇跡のハーブ　ホーリーバジル　トゥルシ－」


ちなみに、私は以前、ホーリーバジルで作られたネックレスを持っていたことがあり、
それには「愛と献身」の質が宿っていると言われていました。


実際、そのネックレスを首にかけていると、気のせいかもしれませんが、
なんとなくやさしい気持ちになりました。

福島でのホーリーバジル

日本では福島を中心にホーリーバジルを
広める運動がおきています。


NPO日本ホーリーバジル協会
安倍昭恵さん（安倍晋三氏の奥様）が理事
http://www.holybasil.jp/


ホーリーバジルの苗をネットで販売している会社もありますので、
ご自宅の庭や室内で育てれば、天然の空気清浄になり、
芳香は健康に寄与するでしょう。