腎臓病を予防・改善するシンプルな食事と浄化法
最近、尿の出が悪いとか、むくみ、息切れ、倦怠感などがあり、もしかしたら腎臓が弱っているかも? と心配な方は、早めにケアする生活に切り替えたいところです。 悪くなる前でしたら、腎機能を回復させる方法はいたってシンプルです。アーユルヴェーダと民間療法の食事と浄化法をご紹介します。
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なぜ腎臓病になるのか
仮に腎臓病になるますと、食事を作る際に毎日神経使わないといけなくなり、本当にたいへんです。 特に以下の3つのことが大切だと言われます。
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しかし、予防や改善は実はとてもシンプルな方法で済みます。 なぜなら、腎臓に負担をかける飲食を知り、それを避けるだけでよいからです。
どうしてそうなのかと言いますと、例えば糖尿病の方でしたら糖分の取り過ぎが原因ですし、胆石でしたら高コレステロール食品、肝臓ならアルコールです。 ですから、腎臓の場合は何が原因であるのかを知ることが鍵になります。
腎臓の主な働きは血液をろ過することですが、実は1日に150リットルも血液を浄化するほどの超働きものです。
腎臓の主な働きはこちら
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本来ならこれほどタフな臓器がなぜ弱くなるのか、おかしいとは思いませんか? 実は、その原因は「人工的なものの摂取」にあるのです。 その人工的なものとは下記のようなものを指します。
1 精製塩と精製砂糖(白砂糖、三温糖) 2 添加物 3 皮膚を通して入る化学物質 |
これらのものが頻繁に体内に入ってくると、いくら働きものの腎臓でもろ過するのがたいへんで、少しずつですが腎機能が落ちていくことになります。
腎臓病には塩分摂取に気をつけるように言われますが、ここでいう塩分とはあくまで「精製塩」のことです(通常、食塩や食卓塩と呼ばれています)。
精製塩は化学的に作られたもので、内容物は塩化ナトリウムが99%以上です。 これには栄養素のミネラルが含まれていません。
塩はミネラルを含んだ天然塩(自然塩)に切り替えるのが重要です(医師や栄養士はこんな基本的なことも教えてくれません)。
塩がないと生きていけないと言われるのは、塩に含まれるミネラルが生命にとって必須だからです。
3番目の皮膚を通して入る化学物質とは、例えば、シャンプー、歯磨き粉、化粧品、制汗剤、除菌スプレーなどに含まれる人体では代謝することが難しい化学物質のことで、これらは腎臓に徐々に溜まっていきます。
韓国では2016年に、部屋を加湿する時に使う加湿液の中に含まれていた有害物質が呼吸を通して人体に入り、多くの重症者が出て、数名の方が亡くなるという事件が起こりました。
ここまではいかなくても、微量であれば問題ないとして商品認可することが多い我が国でも、有害物質を含んだ商品が多数、販売されています。
また、この他に血液を汚すものには次のものがあります。
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さらにエネルギーを奪う「過労」や「過剰なセックス」も腎臓を弱めることになります。
私の友人は過労続きで急性腎不全になり、結局、若くして透析を受けることになりました。 過労死ではありませんが、過労により一つの臓器を失ったことになります。
中医学でいう「腎」とは腎臓を含めたもう少し広い意味での機能を意味しますが、その「腎」は「精力」を作るところとされ、それを疲弊させる過剰な性行為も腎臓を弱めることになるのです。
ここまで腎臓に負担をかける原因について述べてきましたが、最後にもう一つ、実は病院で処方される薬がもとで腎臓が弱くなることがあることを付け加えておきます。
このことについては下記の動画で中央大学の武田邦彦教授が鋭い指摘をしていますので、病院で検査を受けたいと思っている方はこれを聞いたうえで行って欲しいと思います。
血液を浄化する方法
ご家庭でもできる血液を浄化する方法についていくつかご紹介します。
1つ目は「発汗」です。 汗とともに血液中の汚れが出ていきます。
ご家庭ではお風呂での半身浴で発汗することができます。 また、少し費用はかかりますが、岩盤浴でしたらたっぷり汗をかくことができますし、遠赤外線作用のある岩盤に横たわることで、冷えに弱い腎臓を温めることで癒すことができます。
2つ目は「塩風呂」です。
お風呂の中に還元作用が高くてミネラルが豊かな天然塩を入れることで、皮膚からミネラルが入り血液を浄化してくれます。
品質の高い塩が手に入れば、下手な温泉に行くよりも塩風呂のほうがはるかに効果があります。 また、塩風呂は体を温めるので、冷えによって生じたその他の病気の改善にも有効です。
3つ目は「1日断食」です。
消化器官を休ませることで、腎臓をはじめ肝臓、大腸といった浄化器官の働きが活性化され、体内に溜まっていた汚れが尿や便としていつもよりも排出されます。
できれば普段の食事から腹八分目の量を心がけ、1日の中でも内臓を休める時間をとることです。 昔から病気をしない人、長い生きする人の多くは少食で粗食です。
この他にも家庭できる浄化法がありますので、気になる方は当ブログの下記の記事をご参照ください。(関連記事:7つのデトックス法で体内浄化 )
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腎臓に良い食べ物
中医学では相似形といって、体の器官と似た形のものを食べると良いという智恵がありますが、腎臓には小豆が似ています。
小豆は利尿作用があり、腎臓の炎症をおさえ、むくみ解消にも効果があります。
(関連記事:小豆のデトックス効果! むくみ解消から宿便(腸内掃除)まで )
スイカはカリウムが豊富で、利尿作用がある食物です。民間療法では昔から腎臓に良いとされてきました。
なお、腎臓病では段階によってカリウム制限がありますので、その方はカリウムが多い食品を控える必要があります。
大根の汁は血液を粘らせている動物性タンパク質を分解し消化するので、腎臓病を予防し、むくみ取りにも効果があります。
お肉などの動物性食品はエネルギーになるのですが、血液を汚しやすいというデメリットがあります。
一般的に苦味のある野菜は血液を浄化する作用がありますので、普段から動物性食品が多い方は野菜との割合を見直すことも腎臓をケアするために大切なことです。
その他の腎臓によい食物
ほうれんそう 黒豆 大豆 シイタケ ゴボウ 冬瓜 胡麻 自然な梅干し ハト麦 |
乾燥生姜は特に腎臓に良いというのではありませんが、体を温めて血流を増します。 その他にも効能が多いため、最も多くの漢方薬の原料として使われています。
薬草茶にも体を温めたり、血液を浄化する作用のあるものがたくさんあります。 例えば、なた豆茶、杜仲茶などが上げられます。
個人的には「ねじめびわ茶」がお勧めで、体内浄化とむくみ解消、冷え解消にとてもよく、コストパフォーマンスもいいです。
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一方、利尿作用は強いけれども体を冷やす作用があるコーヒーは、むしろ避けるべき食品と言えるでしょう。
最後に、どうしても食事を改善するのが難しい方に対してですが、腎臓機能を補完するサプリメントもありますので、普段から摂っておくのも予防策としてはよいと思います。
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