伝統医学アーユルヴェーダや自然治癒を高める健康法まで

不眠症 のアーユルヴェーダ流改善法

不眠症には大きくわけて2つのタイプに分けられると思います。 
一つは体質(ドーシャ)の乱れによる不眠です。
アーユルヴェーダが役に立つのはこちらのタイプです。

そして、もう一つは心理的な原因による不眠です。

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タイプを間違って改善法を行っても何も効果はありませんので、
最初にご自分がどちらのタイプかを知ることが大切です。

それでは、体質の乱れによる不眠とはどういうものかと
いうことについてご説明します。


体質の乱れによる不眠は主にヴァータが原因です。 
ピッタが原因の場合もあります。

ヴァータが乱れたきっかけとしては、体調を壊したことや、海外
旅行などの長い距離の移動、引っ越し後の新しい住環境に慣れない、
などです。

私はアパートに住んでいる時に、隣の部屋の夫婦が深夜2時くらいに
返ってくるものですから、その時の音で目が覚めることが何度かありました。 

その内、音がしない日でも眠れなくなりました。
おそらく睡眠のサイクルが壊れたものと思います。 

これなどもヴァータが乱れた例です。


ヴァータが原因の不眠の対処法


○頭部のオイルマッサージをする(日没後は基本しません)
(関連記事:オイルマッサージの方法

○夜に足の裏のオイルマッサージをする(ただし、寝る直前に
 すると体が熱くなって眠れなくなることがあります)

○額に薄っすらとオイルを塗る

○寝る数時間前から、テレビや音楽など聴覚を刺激するものを止
 める。 
 ただし、インドのガンダルヴァ音楽など、ドーシャのバランスを
 とるものはよいでしょう。

○眠りを誘うアロマを利用する

○カモミールなどのハーブティ(ティーバックに入っていないもの
 がよいでしょう)

このような自分でできることをやっても全然改善しない場合はアー
ユルヴェーダのサロンでシロダーラのトリートメントを受けら
れるとよいでしょう。 

shiro

一回で改善することもあります。



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ピッタが原因の不眠の対処法


○夜10時から深夜2時までのピッタが上がる時間よりも前に眠りに
 つくことです。 
 これはどの体質の方にとっても勧められる習慣ですが、特に不眠
 の場合は重要です。

○気持ちや体が落ち着くように刺激的なこと(アクション映画や
 ロック音楽など)は夜は避けるようにします。 

○カフェインの多いコーヒーは摂りません。 
 普段、カフェインをまったくとらない方は紅茶や緑茶などの弱い
 カフェインでも眠れなくなることがあります。

私の友人はシロダーラを受けた後に喫茶店で紅茶を飲んだのですが、
その夜は一睡もできなかったそうです。 
喫茶店に誘った私が悪いのですが(笑)


心理的な原因による不眠


もう一つのタイプである心理的な原因による不眠の場合は、
シロダーラを何回受けても改善しません。

この心理的原因とは、
例えば、お嫁さんが姑さんのことが頭にくる、
店の売り上げが悪く倒産が心配、
子供の反抗を気に病むなど
いつも離れない心配事や不安のことです。


このような心理状態の時はプロのカウンセリングを受けることです。

 
カウンセリングを受けても取り巻く状況は変わらないかもしれませんが、
それでもその状態に対する感じ方、受け取り方が変わればよいのです。 

それで眠れるようになるでしょう。



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