乾燥肌に潤いを 原因別の対処法とは
潤いのある肌の人を見ると健康的で輝いて見えますね。
しかし、いくつかの原因から時として肌が乾燥してカサカサになり
弾力がなくなってしまうことがあります。
乾燥肌の原因としては、まず、だれにでも共通するものとして
があります。
次は個人差がよる乾燥肌の原因になりますが、それは
しかし、いくつかの原因から時として肌が乾燥してカサカサになり
弾力がなくなってしまうことがあります。
乾燥肌の原因としては、まず、だれにでも共通するものとして
① 加齢 ② 冬の湿気がない時期 |
があります。
次は個人差がよる乾燥肌の原因になりますが、それは
③ 生まれもった体質 ④ 偏食 ⑤ 石けんや化学薬品などの生活用品 |
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原因別の対処法
【冬の対策】
冬の湿気のないことによるお肌の乾燥対策としては
保湿クリームを使うなどが最も簡単な方法です。
しかし、さらに良くするには週に1回から2回でもいいので、
全身にオイルを塗ると良いでしょう。
皮膚に塗られたオイルは体の隅々にまで浸透していき
体内に充分に潤いを与えてあげることになります。
また、オイルマッサージの効果には若返りや疲労回復などもあります。
(関連記事:オイルマッサージの方法 準備と実践)
【加齢への対策】
人はどうして年とともに潤いを失っていきますから、
特にオイルマッサージが効果的です。
【生まれもった体質への対策】
アーユルヴェーダでは体が3つの体質から構成されると考えます。
初めての方には馴染みがないでしょうが、ヴァータ(乾燥)、
ピッタ(中性)、カパ(油性)という3つがあるんですね。
だれもが3つの体質を併せ持っているのですが、
人によりどの体質を優勢にもっているかが違っています。
皮膚という面から言うとヴァータの体質が優勢な場合は
他の体質よりも乾燥しやすい傾向を持っています。
(関連記事:ヴァータ体質の特徴)
ただ、実際には特に酷いヴァータ体質のアンバランスがない限り、
病的な乾燥肌になることはないでしょう。
私もヴァータに偏っているほうですが(痩せていて寒さに弱い典型的なヴァータ)、
冬の時期以外に乾燥肌になることはありません。
たとえ冬でも先述のオイルマッサージによるケアや
後で述べる食事、それから温かく適度に湿気のある環境にいれば
肌が乾燥してカサカサになることはあまりありません。
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【偏食への対策】
食事によって先述の3つの体質は簡単に増えたり減ったりします。
継続して同じ傾向の食事をしていると体質のアンバランスが徐々に増していき、
やがてそれが拡大し、最終的には病気という段階になっていきます。
生まれつきヴァータ体質が少ない人であっても、
ヴァータ体質を増やす食材ばかりに偏っていると
体に潤いをなくし皮膚は乾燥していき、筋肉は硬くなり、
膝を曲げるのにも苦労することになるでしょう。
また、腸内に潤いがないと便秘として症状が出てきます。
最悪の場合は麻痺やリウマチなどの病気になります。
具体的にヴァータを増やす食材については
別記事に表にしてありますのでご参照頂ければと思います。
(関連記事:ヴァータ・ピッタ・カパ 食材一覧表)
ここではヴァータを増やす食事の特徴を上げておきましょう。
ヴァータは「乾いた、軽い、冷たい」という質をもっていますから、
それと反対の質を持っているものを食べることがポイントです。
その点、ほとんどの油は潤いを与えるので適しています。
(食べても太らない油:ココナッツオイルの効能)
ナッツ類も油分を含みますからいいですね。
ただ、油もナッツも「ピーナッツ系」は不向きです。
乾燥した食物、例えば、干物、乾燥フルーツなどは
そのままで食べるよりはお湯で戻すほうがいいです。
せんべいのような乾燥したお菓子も頻繁に食べていると
体の潤いを減らしていきます。
乳製品については全般的に適しています。
食事は冷たくない状態にして摂り入れることが大切です。
温かさもヴァータを増やさないコツです。
食事の際はお白湯を一緒に摂るのがいいですね。
これは是非、習慣化されることをお勧めします。
緑茶やコーヒーは体を冷やしますから、
ほどほどにしておくのがよいでしょう。
冬にコタツでせんべいを食べながら、緑茶を飲むと
知らない内に潤いを失うことに一役買います。
ヴァータ体質は味とも関係があります。
「甘味、塩味、酸味」は良いですが、
多過ぎる「辛味、苦味、渋味」はヴァータに良くありません。
理想的には6種の味は毎回の食事に含まれて、
3つの体質を全て刺激するのが健康の秘訣です。
偏らないことが大切です。
【石けんや化学薬品などの生活用品への対策】
現代のスキンケア関連の商品の99%には界面活性剤が使われています。
界面活性剤は石油系化学薬品で、自然な皮膚の油分を洗い取るほど強力です。
油分が取られますから、それを補うために別のもので
保湿ケアする必要が出てきます。
そこで余計な出費がかかってしまいます。
また、保湿ケア商品にも化学薬品が入っており、
体内に毒が入っていきます。
最初からオーガニックな石けん、ボディソープ、シャンプーを使ったほうが
健康的で出費も同じくらいで済むでしょう。
(関連記事:シャンプーの毒性)
なお、最近では「植物由来の○○を配合」と書かれたものがありますが、
界面活性剤もしっかり入っていますから、騙されないようにしてください。
これはオーガニックではありません。
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